Frying Dutchman × 中村和雄 緊急対談!「原発と京都」
フライングダッチマンの3人に質問
3人とも京都出身、京都在住
守田
フライングダッチマンに何か質問ありませんか。
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京都出身なんですね。
コータ
僕らですか、
はい、京都出身で京都の在住です。
────
若者として京都の魅力はどうでしょうか。
リー
京都の人、うっとしいなと思うときもあれば(笑)、
好きやなと思うときもあるし、
僕はずっと京都なんで。
中村
リーさん、
海外とかに行かれて
世界の人たちが京都はどういう感じで見ていますか。
リー
いい感触は受けますね。
中村
何がいいって。
リー
雰囲気がいいって言うし、
町中に寺とか、建物に歴史がいいと
言ってくれますね。
中村
京都の人間は?
リー
京都のことを知っている外国の友だちは
結構いるんですけど、
そういう人は「京都の人、冷たいところもあるけど…」
と言われることもあって、結構、偏るんですよね。
ホットなところはホットやけど
すごい差があるというか。
コータ
愛想よう玄関先で話をしてても、
ホウキをひっくり返したら帰ってくれって、
そんなんホンマにあるんかいなと。
もともと伏見で南に行けば行くほど、
あまり地の人の数が少ない、
そんな極端なことはないんですけども、
実際に下賀茂あたり越して、
わりとたしかにそのレベルかなって思って、
「おはようございます」の挨拶の言葉だけでも
なんか緊張してしまって(笑)。
中村
伏見の地の人は、
市内の中心部に行くときに「京都に行く」って言うよね。
やっぱりね、まだ伏見は京都ではないんですね。
タイガ
京都市伏見区なのに。
守田
タイガくんはどこなの。
タイガ
僕は北のほうの松ヶ崎あたりで生まれ育ったんで、
下賀茂中学校に行きましたし、
そんなホウキを立ててというのは…。
でもやっぱりそれが美徳とされていますけど、
京都は人と接するときに1枚カベを隔てて、
それは接するときはそれはそれで壊したくないんですけど、
それが1つプロセスとしてあってから、
心の友だちになってくるという。
リー
昔から都会やからね。
中村
別の人に言わせると、
政権が代わるわけです、グルグル。
だからいったんそこにピタッとくっつくと
次の政権になったときに全部け落とされる。
だからつかず離れずのうまい関係を、
それは庶民の知恵というかね、
町衆の知恵というか。
コータ
魅力はと聞いてくださいましたが、
生まれ育ったところやったらあまり見えないもんで、
僕たち外国も何回か行っていると行ってますけども、
外国から帰ってきたりとか、
あと他府県から友だちが来て、
観光案内とかしているときにだけに実感する感じですね。
ああええとこ住んでいるんやなみたいな、
それ以外は僕、銀閣寺も金閣寺もね、
人を送っていったことがあるんですけども、
中は入ったことはなかった。(笑)

東九条は多文化の共生した地域(中村)誇りに思っています(リー)
リー
僕のエリアは在日韓国人の東九条、
南区ですが、
選挙あるときに共産党の車だけは来ますね、他はあまり来ない。
選挙権がないんで。
中村
僕ね、東九条にしょっちゅう行かせてもらっているけど、
在日の人たち、実はかなりの人たちが選挙権を持っているよね。
リー
日本国籍で。
中村
帰化した人たちがだいぶいて、
だから東九条が選挙権ないなんていうのはまったくの。
守田
各政党の宣伝カーはほとんどこないそうです。
リー
ゼロ番地ってご存知ですか、あそこ出身なんです。
あそこは13年ぐらい前かな、もうちょっと前かな、
あそこを市がきれいにするから立ち退きになるというときに、
月に3件放火があったんですよね。
1軒燃えたらゼロ番地はズラッと燃えるというふうにつながっているから、
1軒燃えたらもう8軒ぐらい燃える、
それが月3回ぐらいあって、僕らも必死で、
その頃、僕はゼロ番地に住んでなかったんですけど、
今じゃきれいさっぱりなくなっていて団地が2棟建っているのですが。
中村
『パッチギ』のところですよね。
リー
そうです。
あれもひどかったですよね。
中村
ひどいよね、
今でも全然そういう意識がなくなっているとは思わないけど、
なんだろうな、排外的な、
日本人はえらいという、そういう意識がどうしてもあって、
東九条に追いやったんだよね。
それ自体もおかしいと思うけどね。
守田
市政としてはそれに対してどういうことを。
中村
非常に多文化の共生した地域なんです。
いろんなことが共通理解できる地域に逆になってきたんで、
それをプラスとしていろんなことをやっていったらいい、
そういう施設をつくったらいいし。
守田
京都の個性ですよね、1つの大きな。
中村
いい地域です。
リー
それは思っていますね、誇りに思っていますし。
中村
地元でもいま一生懸命そういうものをがんばっていこう、
多文化共生的なものをつくろうという、
そういう運動もずっと起きているというふうに、
もっともっと行政が援助してそういう拠点にしていく。
守田
団地の管理をしているNPOが、
1世のオモニから話を聞き取ったりして、
すごい味の深い京都の歴史の断面というか、
そういうのを京都市が役割をもってキチッと聞き取りも含めてね、
京都の歴史の中の一面をしっかりと把握する。
中村
そうですよね。
1世がお年寄りになっているから、
今そういうことをしっかりすべきだと思いますよね。

「ヤッホー、甘えてばかりでごめんねぇ〜」(リー)僕がハーモニカ、フィアンセがしゃべる(コータ)
リー
僕のまわりのオヤジはみんな言うのですけど、
「○○です。応援してください」という
あれがものすごくヒステリックに聞こえるって(笑)。
全部の選挙カーがヒステリックに聞こえてしまうという。
中村
名前だけ連呼するのは絶対やめよう。
それはうちは気をつけます。
守田
廃品回収も(笑)。
リー
僕はね、地声で言うてるんですよ。
放送とか流さんとね、
「ヤッホー、甘えてばかりでごめんねぇ〜」
って仕事しているんですけど(笑)。
たまに歌を歌ったりとか、
録音したりして流すのがきらいなんで。
タイガ
出てきはりますもんね、人が。
守田
コータくんもやっているの。
コータ
そうです。
守田
コータくんも歌ったりするの。
コータ
僕はフィアンセと一緒にやっているんですけど。
僕がハーモニカ吹いて、彼女にしゃべらすみたいな。
中村
みんながんばってるな〜。
リー
楽しんでますよ。
中村
どのへんをまわっているの。
リー
ランダムに、そのときの気分で。