2012年京都市長選 過去のトップページ

2021年4月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

月別アーカイブ

中村和雄のfacebook中村和雄の過去のブログ
活動日誌
210408_kintotaigu25.jpgのサムネイル画像

「同じ仕事をしているなら同じ賃金を払ってもらう」 このことを「同一労働同一賃金」と言います。ILOと言う国際労働機関において100号条約として世界の173カ国が批准しており、日本も批准しています。
ところが、わが国では、同じ仕事をしていても、パートだから、有期だから、派遣だから、と言う理由で賃金に大きな格差があります。

新しくなった「パート有期法」には雇用形態の違いによる差別を禁止する規定があるのですが、賃金の格差を是正するには充分に機能していません。

厚労省は、盛んに「同一労働同一賃金」と宣伝し、書店には「同一労働同一賃金」を表題とする書籍があふれています。なのに、なぜ、パート、有期、派遣と正社員との賃金格差は存在するのでしょうか。

わが国の法制の問題点やこれからわが国で「同一労働同一賃金」を進めていくうえで不可欠な「職務評価」のあり方について、専門家である遠藤公嗣さん(もと明治大学教授)にご講演頂きます。関心のある方はぜひご参加ください。無料です。

講師:遠藤公嗣さん(3月まで明治大学教授)
チラシPDFダウンロード
日時:2021年4月8日(木)18:00~20:00
場所:ZOOM
参加費無料、ZOOMでのご参加をご希望の方は、下記フォームよりお申し込みください。

ZOOM参加お申し込み(ウェビナー登録)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_lGi1TfFOTk-RTDQMOV9a2A



労働とは何か


DSC_2063.JPG二条城の桜にたくさんの観光客が押し寄せています。写真は、帰宅時に自転車で通る「二条城の近くの桜」です。小さな公園に1本、この時期だけライトをつけてくれます。憩いのひとときです。

開催できるかどうかわからないオリンピックを前にして、国際的な労働のあり方が少しずつ浸透してきました。ワークライフバランスの重要性の指摘やジェンダーギャップ指数の宣伝など、これまでの男性正社員中心の仕組みへの反省が始まりつつあります。
と同時に、プラットフォームワーカーや、オンコールワーカーなどこれまでの労働法規制を潜脱するような働き方も増えてきました。
改めて、「労働とは何か」をしっかりと考えることが必要だと感じています。

そんなときに、一橋大学大学院教授の相澤美智子さんから「労働・自由・尊厳ー人間のための労働法を求めて」(岩波書店)を贈呈頂きました。まさに学びたかったものです。滞留している仕事の合間を縫って少しずつ学ぶことにしています。

先生が著書の中で紹介するシュルツ教授の論文における発言は、とても刺激的なのです。1つだけ紹介します。
「人は、労働以外の領域での生活に十分かつ深く参加できるとき、労働に充実感を覚え、生き生きと働けるになる。逆もしかりである。人は、家庭人や市民としての活動経験を通じて、職業生活においても貢献できる能力を培っていく」

ご購読をおすすめします。



 私はここしばらくの間、秋になると京都にある法科大学院の「労働法事例演習」というゼミを担当しています。毎週90分のゼミを14回、そして試験、採点。結構忙しいのですが、対価の給与は専任の教員たちと比較すると何分の一に過ぎません。ということもあって、私は関西圏大学非常勤講師組合の組合員でもあります。大学における正規と非正規の格差も異常な状態であり、非常勤講師組合では全国の同様の組合と連帯して格差是正の闘いを展開しているところです。

 ところで、私たちの組合の委員長は大阪大学でも非常勤講師を担当しています。このたび雇用期間が5年を経過したので、新年度の契約更新に向けて、労働契約法18条に基づき「無期への転換」を大学に通知しました。
すると、大学から回答が来たのですが、その内容は、あなたとの契約は「委嘱契約(準委任)であって労働契約ではない。したがって労働契約法18条の適用もない。」という信じがたいものでした。

 つまり、「大学非常勤講師は労働者ではない。」と主張してきたのです。
 コロナ禍で非常勤講師たちは大学に決められた授業開始時刻にZOOMで授業やゼミを行い、授業のための準備を行い、試験の監督もします。採点の提出期限も短く、成績評価についても大学の設定した基準どおりに行います。大学の要請で学生に対する学習指導も行わなければなりません。こうした、大学による指揮監督の下での労働が明白なのに、労働者と認めないという暴挙に出ているのです。到底許すことはできません。こうした対応の是正指導を求めて、組合は厚労省に要請をしました。
 非常勤講師が労働者としての保障をきちんと受けることができるように、みなさんのご支援をよろしくお願いいたします。
コロナ禍で地域経済が疲弊している今だからこそ、地域経済の活性化のためにも,最低賃金の地域間格差の縮小は喫緊 の課題です。 
 新型コロナウイルス感染症のなかでの地域経済の再生と最低賃金の引き上げについてみ なさんと一緒に考えます。日弁連と山口県弁護士会の共催により  この土曜日に 「コロナ禍での地域経済の再生と最低賃金の引き上げ」をテーマとするシンポジウムをZOOMで開催します。

私も講師として参加しますし、お馴染みの岡田知宏さんが地域経済の再生について講演します。お時間の許す方、ぜひご参加ください。

  開催日時  2021年(令和3年)3月13日(土)13:30~16:30

  開催方法  Zoomで開催、パソコン、スマートフォン、電話で参加可能 ※予約不要・参加費無料
               I    D 820 5809 2222
               パスワード なし
               U  R  L https://us02web.zoom.us/j/82058092222
               
  当日の進行 13:30~13:35 開会の辞

                      上田和義(山口県弁護士会会長)
       13:35~13:50 日弁連報告「全国一律最低賃金制度への取組について」
                      猪股 正(弁護士・日弁連貧困問題対策本部事務局副本部長)
       13:50~14:30 招待講演 「今必要な中小企業支援策~海外調査を踏まえて~」
                      中村和雄(弁護士・日弁連貧問題困対策本部事務局委員)
        
      14:40~15:50 基調講演「コロナ禍の下での地域経済の再生と最低賃金の引き上げ」
                      岡田知弘(京都大学名誉教授・京都橘大学教授)
      15:50~16:25 パネルディスカッション
                 パネリスト:猪股正、中村和雄、岡田知弘、松田弘子(山口県弁護士会)
                 ホ ス ト:斎藤隆弘(山口県弁護士会)

コロナの感染拡大で医療業務が逼迫しています。看護師不足は深刻です。その最大の原因は、労働条件があまりにも過酷であり、そしてそれに見合った待遇が保障されていないことです。私がかつて担当した国立の病院では月に10日も泊まり勤務を担当することが看護師さんの状態になっていました。看護師不足を解消するためには、国が責任をもって、待遇改善を遂行していくべきです。

ところが、コロナ禍で看護師を確保するために、看護師の日雇い派遣の解禁に踏み切ろうとしています。そもそも看護師業務は、長く労働者派遣適用対象から除外されてきました。患者の生命にかかわる医療に従事する看護師は、医師をはじめ病院・施設の中におけるチームの一員として働く必要があり、直接雇用して、常勤として働くことが必要であるとされてきたのです。それが新自由主義が進む中で少しずつ緩和されてきたのです。

そして、今回政府は、コロナ禍を口実として、政令を改定して、看護師の日雇い派遣を解禁しようとしているのです。日雇い派遣がいかにひどい働かされ方であるかは「年越し派遣村」で明らかになりました。日雇い派遣の看護師への拡大を許すことはできません。厚労省ではこの改正について、パブリックコメントを募集しています。
皆さんの反対の声を厚労省に届けて頂ければ幸いです。

非正規会議共同代表の脇田滋さんが詳しく解説をした意見書を作成しています。非正規会議のホームページにアップしましたのぜひお読みください。


210121_zoomgakushukai.jpgのサムネイル画像
                                 



私が運営に参加している「非正規会議」が1月から5回にわたって連続シンポジウムを開催しています。

第3回は、韓国と日本の制度と運動を比較検討し、これからの活動の参考にしたいと考えます。韓国では近年全国一律最低賃金が大幅に引き上げられ、非正規公務員の正規化も急速に進んでいます。プラットフォーム型労働従事者をも含めた全国民雇用保険制度創設の提案もなされています。両国の制度と運動に詳しい安周永龍谷大学准教授にたっぷりお話し頂きます。

 以下の要領で実施しますので、ぜひご参加ください。参加無料です。

     2月18日(木)午後6時~7時30分

      講演テーマ「非正規労働者の権利実現運動のあり方=日韓の比較を通じて」

     講   師 安周永さん((龍谷大学准教授)

 お申し込みは下記アドレスからお願いします。

  http://forms.gle/YPaUerUfBKqJRS7A7


 

ちょっと一息

コロナの感染拡大の中での自粛生活が1年になろうとしています。こうした中で、倒産、解雇、雇い止めが多発し、最低賃金の引き上げは0円から3円まで、賃金は変わらないか減少。市民生活においてストレスが高まっています。
こんなときこそ、文化、芸術が大切です。ドイツではコロナ禍において文化芸術活動従事者に手厚い保護が図られています。京都では少しだけ補助がありますが、活動の維持には極めて不十分です。京都の文化・芸術活動が途絶えることがないように、国、府、市にはしっかりした対策を要望します。

33年間続いてきた自治体と住民をつなぐ月刊誌「ねっとわーく京都」が休刊となりました。残念ですが、歴史の通過点なのでしょう。住民の声をしっかりと行政につなぐ新しい媒体の構築につなげていきましょう。ちょっと一服です。

私の配偶者は写真家なのですが、近年ねっとわーく京都のグラビアを担当してきました。休刊に伴い、掲載してきた写真も含めて、皆さんにご覧頂きたいとホームページを開設しました。ちょっと疲れたときに覗いて頂けたら幸いです。

   https://www.kyoto-monokatari.com/       QRコードはこちらQR.jpg

本人の挨拶を以下に紹介します。

 ねっとわーく京都でグラビアを担当させていただきました。
COVID-19が猛威を振るう中、心が少しずつ重苦しくなってきたと感じていらっしゃる人。
そんな人、そんな時に、眺めて気が晴れるギャラリーになればと思い、
京都の『写真』と『ものかたり』のホームページを開設しました。

キャリアコンサルタントとして 大勢のみなさんの話に耳を傾けて、
大勢のみなさんに話をさせていただいた経験を基に、
写真家中径柚子(なかみちゆず)として『京都ものかたり』をお届けします。

友人知人、お誘いあわせのうえ、どうぞお気軽にご訪問ください。

二条若狭屋さんの生菓子「アマビエ」、美味しく頂きました。アマビエは海中より現れ「疫病が流行ったら私の写し絵を人びとに見せよ」と告げて海に戻ったと言い伝えられています。感染拡大の不安な日々、いまこそ、こうした洒落たゆとりが重要ですね。DSC_2021.JPG
感染を何時食い止められるのか、予測がつきません。そうした中で、倒産、失業が相次いでいます。

労働組合や各種民主団体のみなさん、いまこそ出番です。構成員や周囲の皆さんの声をしっかりと集約して、採るべき対策を、使用者や自治体や政府に要請していきましょう。

そのためには、集団での討議や学習が重要です。しかし、コロナ禍で多人数で集まることは困難です。
いまこそ、WEB会議を活用しましょう。パソコンがなくてもスマホがあれば簡単にWEB会議ができます。
スカイプ、チームズ、ズームといろいろなアプリがあり、私も使っていますが、ズーム(ZOOM)がおすすめです。「ZOOMの使い方」と検索していただければ説明がたくさん出てきます。会議の参加者は送られてきたメールに反応するだけでテレビ会議が開始します。

WEB会議、WEB学習会の最大のメリットは、WIFI環境さえあれば費用がかからないことです。WIFI環境が自宅になくても駅や公共施設などに無料のWIFスポットがあります。会場費もかかりません。資料の印刷代もかかりません。交通費もかかりません。宣伝もWEBで行えば費用負担はゼロです。若者の中で、こうした活動が盛んですが、じつは高齢者にも大人気です。私が所属する団体のZOOM学習会には70代の方々が何人も参加しています。会場まで足を運ぶ必要がなく、全国どこからでも気楽に参加できると好評です。少し難聴気味の方も自分だけ音量を上げることができます。

まだ、WEB会議を利用していない皆さん、もったいないですよ。日々の活動に大いに拡げていきましょう。
DSC_2002.JPGDSC_1991.JPG
雪景色で迎えた元旦、初日の出に今年が希望の年になることを願いました。
頂いた年賀状の中に、経営が行き詰まっている状況や仕事がないことなど不安な心情を伝えてきた方がたくさんおられました。

新型コロナはこれまで隠されていた雇用と経済のひずみをあぶり出しました。いまこそ、政策の転換が必要なときです。
小泉政権の規制緩和路線を支えてきた宮内義彦オリックス元社長が、年末に朝日新聞紙上でインタビューに答えています。
「経済政策の失敗が証明されたんだから、変えていかないといけません。」「働いて稼ごうとしても非正規の雇用ばかりで、びっくりするほど賃金が安い。最低賃金も十分に上がっていない。」「いまはみんなでじわじわと落ちながら支え合っている感じ。再び活性化させるなら、消費を喚起するのが大事。それなら直接底上げしないと。」「日本は格差というよりも公正さが欠けてきたと思う。典型的なのが正規雇用と非正規雇用の扱いの差。一方は保護されて団結力もあって交渉力もある。もう一方は見捨てられているわけです。雇用のあり方、労働法規を変えないといかん。」「コロナ禍でわかったのはもっと政府が金をださんといかんということ。」・・・・・・

一体誰がこんな状態にしたのかと言いたいところですが、現在の雇用と経済の制度や体制に大きな問題があことに認識は一致しているようです。そして、これからの政策として「底上げ」が重要であること、そのために非正規雇用の解消と最低賃金大幅引き上げが極めて有効な政策であることも一致するようです。

非正規差別を解消し、最低賃金を大幅に引き上げていくこと、そしてそれを可能にする支援策を実現すること、これこそ経済再生の切り札となることをおおきくひろげていきましょう!

210121_zoomgakushukai.jpg
家でじっと過ごす年末です。幸いなことに、いろいろと考えるにはたっぷりの時間があります。来年に向けて頭を整理し、前向きに、楽しく、ゆとりを持って、みんなの英知を集めて、2021年を希望の年に変えていきましょう!

コロナ禍のなかで、ますます正規と非正規の格差が拡大し、非正規労働者の雇用が厳しくなっています。わが国のの雇用のあり方を大きく変えていくことが必要です。非正規会議では、非正規問題に詳しい豪華講師陣により連続学習会を企画しました。  https://t.co/YO5xNJNZgh?amp=1
いずれも午後6時から7時30分までの予定です。参加費無料です。ぜひ、ご参加ください。

第1回 1月21日 今野晴貴さん【NPO法人「POSSE」代表理事】
      「若者雇用の変化と労働組合」
第2回 2月4日  竹信三恵子さん【ジャーナリスト・和光大学名誉教授】
           「女性非正規の闘い」
第3回 2月18日 安周永さん【龍谷大学准教授】
      「非正規労働者の権利実現運動のあり方=日韓の比較を通じて」
第4回 3月4日 川村雅則さん【北海学園大学教授】
      「官民の非正規労働問題-制度格差と共闘の必要性を視野に入れて」
第5回 3月18日 伍賀一道さん【金沢大学名誉教授】
      「コロナ禍における雇用状況の変化と今後の労働のあり方」

 
 お申し込みは下記アドレスからお願いします。
     https://forms.gle/YPaUerUfBKqJRS7A7



このページのトップへ