2012年京都市長選 過去のトップページ

2021年10月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

月別アーカイブ

中村和雄のfacebook中村和雄の過去のブログ

高齢者の就労4人に1人 しかも非正規

DSC_0083.JPG
総務省は敬老の日にあわせ、65歳以上の高齢者に関する統計を公表しました。65歳以上の高齢者人口は、昨年より22万人増えて3640万人になりました。総人口に占める高齢者の割合は29.1%と過去最高です。
総務省によると、高齢者の総人口に占める割合は世界201の国・地域のなかで最も高い。2位のイタリアを6ポイント近く上回りました。国立社会保障・人口問題研究所の推計では今後も上昇を続け、2040年には35.3%まで上がる見込みとのこと。

働く高齢者は数も割合も増えています.。65歳以上の就業者数は906万人と17年連続で伸びています。15歳以上の就業者数に占める65歳以上の割合は13.6%と過去最高を記録しました。

注目すべきは高齢者の就業率です。2020年の高齢者の就業率は25.1%となり、9年連続の上昇です。男性が34.2%、女性が18%でした。欧米の主要国は米国が18%、英国10.5%、ドイツ7.4%、イタリア5%、フランス3.3%と日本よりかなり低い状況です。高齢者の社会保障制度の格差の違いによるのでしょうか
さらに、日本で企業に雇用されて就業している高齢者の8割近くはパートやアルバイトなどの非正規雇用でした。また、各産業の就業者に占める高齢者の割合を見ると農業・林業が53%と半数を超えています。

高齢になっても元気で働くことができることは喜ばしいことです。しかし、本当は老後をゆったり暮らしたいのに年金が少なくて生活できず、やむなく非正規で劣悪な条件で働かざるを得ないとすると、幸福とは言えないでしょう。健康寿命が延びることは喜ばしいことですが、高齢者福祉とともに、高齢者の働く環境の整備が必要になっています。
そして、農業・林業の未来が心配です。若者に魅力ある農業・林業へと転換させていくことは、農業・林業従事者に任せるのではなく、国や自治体の差し迫った重要な課題であることを確認しましょう。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://neo-city.jp/mt/mt-tb.cgi/677

コメントする


このページのトップへ