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「雇用によらない働き方」の行く末

 イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品の「家族を想うとき」を鑑賞しました。イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー一家。フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、過酷な現場で時間に追われながら懸命に働いているのです。そんな夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いていました。家族の幸せのためを思っての仕事が、いつしか家族が一緒に顔を合わせる時間を奪い、家族がバラバラになっていきます。リッキーは懸命に努力するのですが、「労働者」ではないことから、充分な保護がなく、有給休暇もなく、仕事中の交通事故でケガをしても労災としての補償も受けられません。到底運転できる状態には回復していないにもかかわらず、家族のために運転に出かけるラストシーンが痛ましいです。
 
 安倍政権がすすめる「多様な働き方」「柔軟な働き方」「雇用によらない働き方」が何を意味するのか?この作品が明確に示してくれています。京都でもウーバーイ―ツの配達員が多数街中を疾走しています。彼らは、交通事故に遭っても何の保障もない。彼らは、「請負」であり、労働者ではないとされているからです。

 労働法は、労働者が使用者と対等な関係に立つことは到底困難であることから、労働者には様々な保護が必要であるとして、使用者の横暴を規制する法規制をしているのです。明らかに対等な自己決定などできないにもかかわらず、形だけあたかも対等であるかのように扱われ労働法の適用がない「雇用によらない働き方」は極めて劣悪な働き方です。こんな働き方が広まることは危険です。
 まもなく京都の市長選挙です。働く者がきちんと「労働者」として保護される政策を京都市から確立していきましょう。福山和人さんとともに、最低賃金の引き上げやきちんとした公契約条例の制定を実現して、労働者に優しい京都市政を実現してきましょう。そうすることが京都経済を発展させることにも繋がるのです。
 2月2日投開票の京都市長選挙、私たちの働き方がどうなるのかにとっても重要な選挙です。福山和人さんへの支援を訴えます。

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