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2019年10月アーカイブ
 昨日と今日の2日間、衣笠の立命館大学を会場として、「日本労働法学会」が開催されています。研究者の皆さんが中心ですが、弁護士や社労士の皆さんもたくさん参加されています。我々実務家からすると、携わる具体的事件にすぐに役に立つ理論的根拠を求めがちなのですが、もう少し大きな視点に立って、体系的・総合的に外国の法規制との比較や歴史的な考察なども含めて検討したものを報告しあいDSC_1549.JPG、議論をする場です。

 といっても、近年の労働環境の大きな変化の中でそれにどう対応するのかが大きな課題とされ、今年のテーマも以下のとおり極めて現代的に重要な課題ばかりです。以下にテーマだけ紹介します。
 個別報告 ①ドイツ法における管理職労働者に関する解雇規制」 ②「家事使用人の労働条件保護はどのようになされるべきか」 ③「イギリス最低賃金法の研究ー全国一律額方式の実現とその後」
 ワークショップ ①「労働法学は労働法の歴史から何を学ぶか?」 ②「割増賃金をめぐる最近の法律問題ー最近の最高裁判決を素材に」 ③「労働契約法20条に関する最高裁二判決の検討」 ④「顧客等によるハラスメントと法的課題」 ⑤「ギグエコノミー下の就労者に対する法的保護について」 ⑥「働き方の多様化と労働法・経済法の役割」 ⑦「解雇規制の在り方を考えるー解雇無効ルールと金銭解決ルールの比較」
 大シンポジウム統一テーマ 「労働契約における規範形成形成のあり方と展望」

 大変重要な課題ばかりです。たくさんの刺激を受けています。
IMG_8213_R.JPGDSC00706.JPGDSC00657.JPGDSC00655.JPG まもなく高齢者の仲間入りです。私たちの世界は定年制がないので、いつまでも現役の先輩方がたくさんいて、私はまだまだ若手弁護士のつもりでいたのですが、もはや「若手」の呼称は通用しなくなりました。35年間無事弁護士活動を続けてこられたことを一区切りとして、新たにこれからの活動に意欲をもって取り組むために、遅い夏休みをとって配偶者と二人でフィンランドの北、ラップランドIMG_8189_R.JPGへ行ってきました。目的はオーロラを観賞することです。空港で知り合った地元の青年は森に狩りに出かけるとのことでしたが、地元の魅力を「真っ暗闇と静寂」だと言い、そのことが大変価値のあるものであると誇りをもって伝えてくれました。日本各地にもたくさんの自然の魅力があるのに、それを理解し十分に尊重した街づくりがなされていないのとは対照的でした。

 真夜中に音と光のない世界が拡がり、天空にはたくさんの星が拡がっていました。それだけで、日常の生活から解放された別世界です。しばらくすると天空の一部が緑色に輝きだし、龍のように踊り出し、さらには上空一面が緑色とピンクのカーテンとなり風にひらめくように揺れ動くのです。何とも言えない光景です。私たちは幸運にもこうした光景を初日に4回ほど体験することができました。全部で6夜滞在したのですが、後の5日間はうっすらとオーロラが光っているのがわかる程度でした。それでも、昼間には、森の中をかけているトナカイの群れに遭遇したり、リスを追いかけたりと楽しい日々を過ごしました。
 
 6夜もあれば1日くらい当たるだろうと考えていたのですが、地元のガイドさんに聞くと、今回のようなオーロラを見れる機会はめったになく、とても幸運なことだとのことでした。今回の旅行で心身ともにしっかりリフレッシュすることができました。みなさん、これからもよろしくお願いいたします。DSC00654.JPGDSC00668.JPG



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