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「市民が支えたKBS京都の再建」出版のご案内

 非正規労働者の権利実現の成果を次々と獲得してきている京都放送労働組合、なぜこれほどまでに運動の成果を得ることができているのでしょうか。
 その秘密を解説する京都放送労働組合の闘いの歴史を振り返る書籍「市民が支えたKBS京都の再建ー京都放送労組の闘い」が出版されました。

 脇田滋龍谷大学名誉教授は「KBS労組は社員だけを守るのではなく、施設内で働いているひとはみな仲間という考えである。労働法は"事実が契約を破る"という考え。組合は事実に基づいて連帯し待遇改善を求める。KBS労組は労働法の本筋、本来あるべき組合の姿を示している。多くの組合は、そこへたどり着かない。」と評価しています。

 京都放送労組は波瀾万丈の道を歩んできました。山段芳春や許永中など京都に蠢くアングラ人脈によって、会社ごと146億円で根抵当設定されていることが判明しました。
 経営が困難となり廃局倒産の危機が迫る中で、労働組合がとった方針は、組合員を中心にした従業員141人による京都地裁への会社更生法適用申請でした。「放送の灯を消さないで」と市民40万人を超える署名も集まりました。地裁は1年後の1995年10月に更生計画案を認可しました。その後も様々な妨害をはねのけて、2007年6月管財人は会社更生手続きの終結を宣言しました。

 京都放送労組は、再建のために、管財人や大株主、債権者らと対峙し、粘り強く闘ってきました。京セラの稲森氏らと丁々発止の交渉を繰り広げてきました。そこには常に「市民とともに歩む放送局」実現との確固たる方針がありました。
 京都放送労組はこうした中で、放送局構内で働く偽装請負スタッフを次々とKBS京都放送の正社員として認めさせてきているのです。
 この間の歴史的な闘争の中心として活動してきた古住副委員長は、多くの成果を上げている要因として、1つ1つの闘いの成果をきちんと文書化し蓄積し教訓として残してきたことをあげます。闘いの承継という観点からきわめて重要なことだと思います。
 さらに、古住副委員長は、京都放送労組が「同一価値労働同一賃金」を方針として持ち、誰でも自由に加入できる労働組合規約を持っていることを指摘します。労働組合が組合員だけの利益ではなく、職場で働くすべての労働者のための存在であることをしっかりと自覚して活動しているのです。
 京都放送労組には、経験豊富な組合活動家がたくさんいます。彼らは、気さくにわかりやすく若い組合員や校内スタッフの皆さんと接触しています。こうした組合リーダーたちの姿勢も京都放送労組が大きな成果を獲得してきた要因の1つです。
 
 皆さんに、ぜひ京都放送労組の歴史的な闘いを知ってもらい、これからの労働運動を展開するためのヒントを得ることができればと思い、紹介させて頂きました。
「市民が支えたKBS京都の再建ー京都放送労組の闘い」(1000円)のご購入は、京都放送労働組合(TEL/FAX:075(451)4468)まで
by 中村和雄  カテゴリ: | コメント(0) | トラックバック(0)

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