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2017年5月

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2017年4月アーカイブ
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  92歳の母親が入院したため、病院への行き来をしているのですが、御池から北大路まで鴨川沿いを自転車で往復しています。新緑のきれいなとっても快適な季節です。

 のどかな風景にほっとするひとときですが、嫌な社会情勢になってきています。北朝鮮もアメリカもトップが何をするか分からない人たちです。自衛隊はアメリカ軍に追随して軍事力の強大さを誇示しようとしています。力でねじ伏せようとのアメリカの意図が見え見えです。平和的な解決に向けて粘り強い交渉努力が必要です。
 
 安倍政権は、戦争国家体制に向かって着々と法整備をしています。2013年に特定秘密保護法を成立させ、2015年に戦争法(安保法制)を強行可決しました。そして、今国家で、共謀罪を成立させようとしています。安倍首相はオリンピックのテロ対策に必要だと言いますが、わが国ではテロ対策の法律は充分に整っています。
 それではなぜ、こんな法律を作ろうとするのでしょうか?みんなの声を封じるためです。共謀罪は、戦争に反対する声を封じるために必要なのです。
一般の人も逮捕されます。法案では「組織的犯罪集団」が話し合ったときに犯罪になるとされていますが、「組織犯罪集団」がどんな集団なのかは定められていません。決めるのは警察です。警察が「組織的犯罪集団」と決めれば逮捕できてしまうのです。
 
 ネットやLINEの話し合いも共謀です。犯罪成立のためには「準備行為」をしたことが必要ですが、コンビニで買い物するだけでも準備行為は認められてしまうのです。

 国民の大反対で、これまでに3回も廃案になった法案を、今度はテロ対策だと騙して提案してきているのです。こんな法律ができてしまったら、日本は真っ暗な監視社会になってしまいます。そうなれば戦争に反対することもできなくなるのです。日弁連も大反対です。https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2017/170331.html

 まだまだ、この法案の危険性を知らない方々がたくさんいます。周りの方々に広めてください。自由にものが言える社会を守りましょう。
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 昨日、衆議院第1議員会館において、日弁連主催の「あるべき労働時間法制に関する院内市民学習会」が開催されました。すでに残業時間の上限を45時間とすべきことや勤務終了後次の勤務の開始までのインターバル時間として11時間を確保することを使用者に義務づけることなどを規制すべしとする日弁連意見書はすでにご紹介しているとおりです。
 この集会では、日弁連案と類似の規制内容を規定する野党4党提出の「長時間労働規制法案」の概要を井坂信彦議員(民進党)から説明頂き、日弁連と連帯して運動していくことを表明頂きました(写真)。
 そのあと、長時間労働により精神障害を発症した2人の青年から過酷な勤務状況や職場のいじめ、日々の辛い思いが語られました。
 こうした状況が繰り返されているわが国の長時間労働の現状をどうしたら改善できるのか。私が進行役となり、労働法の毛塚勝利教授と過労死家族の会の中原のり子さんと対談しました。中原さんからは過労死に至るわが国の働き方の問題点と改善すべき点の報告が詳細になされました。毛塚教授は、法的規制が必要であることはそのとおりであるが、社会全体としての発想の転換が必要であることが強調されました。労働時間を規制して自由時間を確保するという個人の労働の観点から考えるのではなく、「生活時間」の確保というアプローチをすべきであり、「生活時間確保」は使用者はもちろん、国・自治体を含むすべての関係者の責務と考えるべきであるとされる。時間外労働は賃金精算ではなく、時間精算を原則とすべきであると主張されました。
現行労働基準法の考え方とは異なった新しい労働時間法制を求めているのです。大変刺激的で興味深い問題提起です。ワークライフバランスの実現の問題など友密接に関連します。労働法律旬報1884号に毛塚教授の論文が掲載されています。皆さんにも、ぜひ、ご覧頂きたいと思います。

 安倍政権の暴走が止まりません。森友学園問題では真相をうやむやにしようとする一方、共謀罪という危険きわまりない法律案の衆議院での審議入りを強行しました。公明党の反対を押し切って、民法の改正法案や刑法の改正法案をはねのけて、3度廃案になった悪法「共謀罪」を強行しようとしているのです。安倍政権は戦争できる国づくりにひたすら突き進もうとしています。この危険な法案を絶対に阻止しましょう。

 また、安倍政権が掲げた「働き方改革」は、過労死ラインの残業時間を企業に容認するものであり、正社員と非正規社員の格差を固定するものであることが明確になってきました。労働者の働き方を改善するのではなく、労働者をますます劣悪な環境の中で搾り取れるだけ搾り取ることを狙う「働かせ改革」であることが明確になっています。

 人間らしく働くための「ほんものの『働き方改革』」を実現するためにどうしたら良いのか、一緒に考えていきましょう。来る4月9日(日)13時30分から労働法の大家である西谷敏先生にたっぷり講演して頂きます。みなさんのご来場をお待ちしています。
 
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