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2016年11月

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2016年8月アーカイブ
 きっとたわいのない怪獣映画だろうと勝手に想像していたところ、息子が絶賛するので映画館に足を運んだ。最後まで、時の経つのを忘れて画面に惹き込まれた。想定外の危機に際して、根拠なき楽観論と事なかれ官僚体質が被害を拡大させる。一方、危機の中で新しい知恵と力も生まれる。安倍政権が進める自衛隊の海外派兵政策のもとで、この映画の評価も分かれるのかもしれない。しかし、映画はわれわれ主権者にあるべき方向を選択するための材料を提供しているように見える。決めるのはわれわれである。

 初代ゴジラが誕生したのは1954年、私が生まれた年でもある。第五福竜丸がアメリカの核実験による「死の灰」を浴びた年である。ゴジラは水爆実験で太古の怪獣が目覚めるという設定であった。現代と時代環境が似ている。54年は、長期政権を誇った吉田内閣が倒れた年でもある。そして、岸信介率いる自由党の憲法調査会が改憲要項を発表し、保守系の改進党が続いた。年末には、改憲と再軍備を掲げた鳩山一郎内閣が誕生した。

 しかし、改憲は阻止できた。安倍晋三首相も1954年の生まれである。わたしたちは改憲阻止の闘いを再確認する必要がありそうだ。当時は、シールズやママの会はなかったが、きっと共通する運動があったはずだ。歴史に学ぶことも大切にしたい。大いに学び、大いに議論しよう。日本の未来を決めるのはわれわれ主権者なのだから。
 うだるような暑さが続いています。水分補給をしっかりとってお身体にお気をつけてください。連日、深夜のNHKでオリンピックの日本人選手の活躍に興奮しています。とりわけ、体操、卓球、バトミントンなどは手に汗握る好ゲームで勝利の瞬間には選手と一緒に涙してしみました。また、開会式での難民選手団の入場行進には感動しました。
 陸上男子400メートルリレーは録画でしか観戦できなかったのですが、感激しました。何を隠そう(隠していないか)、私は高校時代陸上部に所属し、短距離走と走り幅跳びを専門としていました。400メートルリレーは「4K」と言われ、4Kメンバーの4人には「赤ラン」と呼ばれる特別のユニフォームが与えられるのです。赤ランを着ることは部員の夢で私も3年生で漸く何とか赤ランを着ることができました。大会に備えてバトン練習を繰り返すのですが、私はカーブ走が不得意でした。左利きなので左回りは駄目なのです。競馬と同じように左回りだけでなく、右回りの大会もあればきっとカーブ走で活躍できたのではないかと思うのですが、残念ながら人間の陸上競技ではトラック競技はすべて左回りとなっています。もしかしたら、将来左利きという少数者保護のために右回り競技が実現するかも。
 私は2走でした。県大会当日、私が少し出遅れて1走との間が詰まってしまい、その結果関東大会への出場を逃してしまいました。バトンパスのスタートの難しさを痛感しています。日本チームはすばらしかったですね。それにしても、4Kで日本がここまでやれるとは驚きです。選手、コーチ、関係者の皆さんの日々の努力と研究の賜ですね。

 ところで、私は、東京オリンピック当時10歳でした。テレビで繰り広げられる陸上競技の種目を観戦したあと、近くの同年代の少年10人くらいで毎日、「オリンピックごっこ」をしていました。廃材でつくった走り高跳びの器具や、牛乳のフタでつくった金メタル、ゴールテープは荷造りひもです。ミカン箱の表彰台もつくりました。競技場は、車があまり通らない家の前の道路です。路面は土でした。オリンピック期間中興奮状態で遊んでいました。

 オリンピックは子どもたちに夢と感動と希望を与えます。2020年の東京オリンピックが私が体験した1964年の東京オリンピックと同じように子どもたちに大きな夢と感動と希望をもたらす大会になることを望んでいます。そして、オリンピックは平和の祭典であることを改めて感じました。2020年の東京オリンピックが平和な社会の中で開催され素敵な大会となることを願います。
 

 京都地方最低賃金審議会は、京都府最低賃金 (現在時間額807 円)を24 円引上げて831 円にすることが適当であると、京都労働局長に答申しました。この答申に基づき、京都府内の最低賃金は、今年10月2日より831円となります。

 時間給24円の引き上げは、労働者にとっては未だ不十分なのですが、アベノミクスの効果がまったく実感できない中小企業にとっては、死活問題です。
 今回の答申でも以下の内容が付加されています。
「今回の答申に伴い強い影響を受けるのは、京都府内の地域経済を支え、雇用の維持に努めている中小企業・小規模事業者である。このような京都府内の中小企業・小規模事業者への総合的かつ抜本的な支援なくしては、京都府内の地域経済の維持・発展はあり得ない。また、今後の賃上げを行っていくためには、政府において、中小企業・小規模事業者の生産性向上をはじめとする総合的な支援策を講じること等による経営環境の整備が必要不可欠である。
そのために、さまざまな支援策が考えられるが、まず、業務改善助成金を全国で活用出来、さらに、賃上げを実施した企業であまねく活用できる制度とされるよう改善することを要望する。加えて、直接的で、効果的な、そして中小企業・小規模事業者が利用しやすい助成金制度の新設とともに、省庁の垣根を越え、政府一体となって、中小企業・小規模事業者の生産性向上に向けた抜本的な対策を至急講じることを強く求める。」

 どれだけ実効的な中小企業対策を政府がとるのか監視しましょう。中小企業に対する税金減免や社会保険料の減免措置、料率の変更なども実施されるべきです。

 あわせて、京都府独自の政策もぜひ実施すべきです。その代表は、公契約条例です。公契約条例は地域の雇用を底上げし、税金を地域経済の循環と活性化に繋げる効果的な手法です。京都府、さらには京都市をはじめとする各市でも実効性をもった公契約条例の制定を検討すべきです。



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