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「観客民主主義」と「行動民主主義」 参議院選挙を前に

 参議院議員選挙の投開票日まであと1月になりました。テレビでは、連日、桝添東京都知事の公費の私的流用問題が賑やかに報道されていますが、甘利元大臣の収賄疑惑については、検察が不起訴にした事実を伝えるだけで、ほとんど報道がありません。そもそも石原元都知事の公費の私的流用は桝添都知事の比ではなかったのですが、残念ながらそれを報道するマスコミはほとんどありませんでした。
 政治的意図をもって意図的に特定のターゲットを攻撃するという偏向報道が横行しています。もちろん、桝添知事の不正流用は徹底的に解明されるべきですし、退陣に追い込むべきですが、甘利大臣の疑惑に目を向けない報道機関には危機感を覚えます。

 今度の参議院議員選挙の最大の争点は、民主主義と立憲主義の回復です。安倍政権によって、踏みにじられた民主主義と立憲主義を回復し、憲法の平和主義を守っていけるか否かの闘いです。NHKをはじめとする偏向報道を是正させるなどの公正中立な報道を回復する闘いは、民主主義回復の闘いの1つです。

 ところで、民主主義の回復はどのようにして実現していくのでしょうか。私たちのまわりにはたくさんの情報伝達媒体が存在します。インターネットの普及によって、多くの情報に触れることが可能となりました。しかし、そこには種々雑多な情報が混在し、何が信頼できる情報なのかを判断することが難しくなっています。政権などが利用する大手の情報関連会社は、どのようにして人々を扇動するかを研究し情報発信しています。各人がしっかりと科学的に情報を検証することが必要でしょう。大いに議論することも必要に思います。

 そして、なんといっても自己の良心に基づいて行動することです。巷では盛んに政治家批判が繰り広げられています。しかし、その多くは居酒屋などでの上司に対する陰口をたたくのと同じで、けっして公の場で積極的に発言するものにはなっていません。ため口をたたいていても世の中は変わりません。世の中を変えるためには、行動が必要です。
 かつてイェーリングという学者が「権利のための闘争」という著書を発表しました。民主主義は何もしなければ奪われてしまう、闘争によって勝ち取っていくものであることを明らかにしました。民主主義の回復は「観客民主主義」では実現しません。「行動民主主義」の実践が必要です。残された1か月、悔いのないようにたたかいましょう。
by 中村和雄  カテゴリ: | コメント(0) | トラックバック(0)

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