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2016年6月

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2016年4月アーカイブ
 日銀は昨日の金融政策決定会合で、実現を約束してきた「2%の物価上昇目標」の達成時期について「2017年度前半ごろ」を「2017年度中」に変更し、4度目の先送りを決定した。日銀が行ってきた異次元の金融緩和政策はついにマイナス金利政策というまさに極限の政策を打ち出したが、まったく効果なし。安倍首相が慣例を無視して強引に就任させた黒田総裁のワンマン強硬政策が破綻したことは明らかです。それどころか、昨日総務省が発表した3月の家計調査は、2人以上世帯の消費支出で前年同月比5.3%もダウン。賃金が上がらないのですから、消費が伸びないのは当然です。消費税の10%への引き上げなどとんでもありません。

 また、公的年金の積立金の運用が失敗して大きな損失を生んでいるようだ。公的年金積立金の運用は、GPIFという独立行政法人が行っている。国民の将来の生活を支える大事な資金であるので運用は安全・確実になされなければならないはずだ。ところが、安倍政権は2014年10月、国内債券が6割を占めていた資産構成割合を変え、国内外の株式比率を24%から50%に倍増させた。その結果が大きな損失を招いたのである。民間調査機関の試算によると、2015年度の損失額は5兆円にものぼるといい、リーマンショック時以来の大規模損失とのことである。GPIFの運用実績の結果は毎年7月上旬に公表される。安倍政権は参議院選挙への悪影響を考慮し、公表を選挙後に先延ばしすると報道されている。選挙前にきちんと情報公開すべきである。

 今度の参議院選挙において、安保法制の廃止が大きな争点であることは間違いない。しかし、戦争する国づくりにひた走る安倍政権が国民生活を破壊する間違った政策をとり続けていることも大いに批判しなくてはならない。こんな政権が続いたら日本で安心して暮らすことなど到底できない。アベノミクスの失政は参議院選挙の重要争点の一つだ。
 熊本・大分地震の被災者のみなさまにお見舞い申し上げます。私の配偶者の実家は大分県の竹田市です。土壁の塀が崩れてきましたが、家は無事のようです。それにしても、阪神・淡路大震災、東日本大震災、そして今回、それほど事前に危険性が指摘されていない地域で次々と大地震が起きています。専門家によれば、地下の構造や地震のメカニズムはまだよくわからないことだらけとのことです。しかも今回の14日夜の熊本地震の本震の揺れは、震度7を観測した熊本県益城(ましき)町で最大加速度1580ガルが計測されました。川内原発の再稼働を認めた原子力規制委員会に九州電力が提出した想定値をはるかに超えています。また、川内原発の避難計画の中には、九州新幹線や高速道路を使った避難が想定されていました。これも今回の震災がその困難性を明確にしました。川内原発の再稼働に無理があったことが明らかになりました。原子力規制委員会は直ちに川内原発の再稼働を停止すべきです。

 なのに川内原発は動き続けています。これだけ理不尽なことがなぜまかり通ってしまうのでしょうか。わが国のマスコミの追求が弱いことが一つの理由だと思います。高市早苗総務省の脅迫発言にみられるように安倍政権はマスコミに対する統制・脅迫を強めています。これに対して、ジャーナリストとして権力に立ち向かう報道機関がきわめて少なくなってしまったように思います。多くの報道機関が萎縮してしまっているのではないでしょうか。

 今年のアカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した作品「スポットライト」を先日鑑賞しました。映画は、米ボストン・グローブ紙の記者たちを主人公に、実際に2002年1月に米国を震撼させたカトリック協会の大スキャンダルの舞台裏を描くものです。特集記事欄"スポットライト"を手がける記者チームが、米国で長年にわたり数10人もの神父が児童に性的虐待をはたらき、それをカトリック教会が組織ぐるみで隠ぺいしてきたという事実を報じるべく、関係者への取材や調査に奔走する姿を描いています。

 私の学生時代の将来の夢は新聞記者でした。この映画を鑑賞して、自分が悪を追求して活躍する新聞記者になったような気分になりました。いまこそ、わが国に「スポットライト」の記者が求められています。マスコミ関係者のみなさん、出番です。期待しています。
 7月の参議院選挙の前哨戦となった衆議院議員の補欠選挙が北海道5区と京都3区ではじまった。「野党は共闘」との市民の願いを受けて無所属で立候補した北海道5区の「民進党」候補者と「共産党とは共闘しない」と府連で決議して自民党支持者に媚びを売る京都3区の民進党候補者。
 皆さんはどう考えますか。京都の民進党はどうなっているのでしょうか。安倍政権がますます暴走を強め日本を戦争する国につくりかえつつあるのに,危機感がなさ過ぎるように思えてなりません。京都3区は泉健太候補のひとり勝ちでしょうが、泉候補には「野党は共闘」という市民の願いをしっかりと理解したうえで、安倍政権打倒の活動をしっかり国会で実践して頂きたいものです。
 
 それにしても、今回の京都3区の補欠選挙実施はあまりにも無駄遣い。今回の京都3区の選挙費用は2億3000万円とのこと、宮崎前議員に賠償してもらいたいものです。これだけの費用があれば、いくつもの保育所が建設できるはずなのに。無駄遣いの典型ですね。

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