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裁判官の良心 原発差止大津地裁決定に思う

 27日、大津地裁(山本善彦裁判長)は、関西電力の大飯原発3,4号機、と高浜原発3,4号機の再稼働差し止め仮処分申し立てについて、却下決定を下しました。
 却下の理由は、住民の避難計画など原発事故時の対応が全く整備されていないことなどから「このような段階で原子力規制委員会がいたずらに早急に、再稼働を容認するとは到底考えにくい」。だから、仮処分という緊急の差し止めを求めることに対しては、緊急性がないので申し立ては却下しますというのです。再稼働の危険性について、あまりにも現実の動きとかけ離れています。

 決定は、住民の避難計画の策定が進んでいないことに加えて、最大規模の地震の揺れである基準値振動の策定方法についても関電から何ら合理的な説明がなされていないことを指摘しています。そうであれば、こうした状況で原発の再稼働を認めることはできないときちんと決定できたはずです。

 大津地裁は、明らかに「逃げた」と評価せざるを得ません。政治的対決点の大きな課題について、裁判官はどう向き合うのか。裁判官の質が問われています。裁判官は「良心」に従って判断することが求められています。政治権力にひれ伏すことなく自らの良心に従って判断を下す。それが裁判官の職責です。先日の福井地裁判決を下した裁判官たちと大津地裁の裁判官たち。とても対称的です。

 もっとも、今回の決定は、こんな状態で再稼働を強行することはダメだということははっきりと述べています。福井地裁判決とともに、司法は再稼働を認めていないことを拡げていきましょう。
by 中村和雄  カテゴリ:,

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