2012年京都市長選 過去のトップページ

2014年6月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
中村和雄のfacebook中村和雄の過去のブログ

ユニクロの地域(限定)正社員制度

 「ブラック企業」の代表として批判されてきたユニクロ。ユニクロを展開するファーストリティリングが、4月下旬から6月1日にかけ、東京、名古屋、大阪、福岡で地域正社員の選考会を開いたことが朝日新聞で報道されています。地域正社員は、同一地域で働き続けられ、週20時間以上働ければよい。賞与や育児・介護の休業制度もある。同じ時間働いた場合、年収はパートに比べて2割ほど多くなるとのことです。選考会には、4都市で計1400人以上が応募しました。名古屋での選考会では、応募した約200人のうち10数人を採用したとのことです。

 ファーストリティリングでは2001年に新卒で入った正社員の4割超が3年以内で辞めました。過酷な長時間労働が大きな原因であると指摘されました。ユニクロの「地域正社員」は、現在、労働法制規制緩和の一環として提唱されている「限定正社員」制度の一つです。パートに比較して2割ほど年収が上がるとのことですが、「正社員」だと言うことで、売り上げ目標の達成など労働強化に繋がり、サービス残業が横行し,かえって労働条件が悪化するのではないかと危惧するところです。

 また、同じ正社員でありながら、地域が限定されていない正社員との処遇格差がどの程度なのか知りたいところです。同じ「正社員」としての重い責任を課しながら、地域が限定されているというだけの理由で大きな労働条件格差を設けるというのであれば、制度の濫用と言わざるを得ません。

 ユニクロが「ブラック企業」からの脱出を本気で実現しようとしているのか、今後の状況を注目していきましょう。
by 中村和雄  カテゴリ: | コメント(0) | トラックバック(0)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://neo-city.jp/mt/mt-tb.cgi/366

コメントする


このページのトップへ