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ブラック企業の見分け方と対処術

NEC_1367.JPG 本日、京都弁護士会館において、ブラック企業対策プロジェクトが主催するシンポジウム「ブラック企業の見分け方と対処術」が開催され会場は参加者であふれました。
 最初に新任研修中にはまったく睡眠時間をとることもできず、その後も多いときは月に200時間もの残業を強いられた大手企業に就職し退職した被害当事者から生々しい実態報告があり、担当した塩見弁護士から企業との和解交渉の経過が報告されました。この企業では被害者らは洗脳されたかのように働き続けまるでオカルト教壇のようだとの感想を述べました。
 続いて、中京大学の大内裕和教授が現在の学生が直面しているブラックバイトの実態を報告されました。教授は自ら担当する学生たちからの調査に基づきあまりにも劣悪で労働法制無視の状態となっている現在の学生バイトの実態を生々しく報告するとともに、その中で是正を勝ち取っていく活動の経験についても紹介されました。いまや、ブラック企業においては非正規ばかりで正社員は皆無となっている事実も指摘され、学生たちが就職するにあたって、こうしたブラックな働き方が当然であるかのように錯覚することの恐ろしさを指摘されました。
 続いて、POSSEの川村事務局長がブラック企業の見分け方について報告しました。就職にあたってのチェックポイントとして、過労死や過労自死を出していないか、離職率は高くないか、固定残業代という形で残業時間をごまかしていないか、などに注意すべきであること、働き始めてからは,しんどくなったら休める企業であるか、今の働き方で今後3年間は大丈夫だと考えられるか、を考えてみること,そして相談機関を上手に使っていくことを説明しました。
 その後、参加者が10人ずつのグループに分かれて、ワークショップを行いました。2時間半ほどの時間でしたが、大変充実した楽しいシンポジウムでした。それにしても、わが国の働き方はこの2~30年の間にまったく変わってきてしまったことを痛感します。若者が仕事に意欲を持って安心して働き続けられる、そんな社会に変えていきたいですね。
by 中村和雄  カテゴリ: | コメント(0) | トラックバック(0)

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