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2013年10月

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2013年9月アーカイブ

 大阪高裁は26日、京都府議会で支給されてきた会派運営費は全額違法であるとして、全額の返還を命じました。NPO法人 行政監視機構が京都府議会議員に支給されていた「会派運営費」の返還を求めた住民訴訟で、大阪高裁は一審京都地裁の3100万円の返還を命じた判決を取り消し、2億3700万円全額の返還を命じました。各会派の返還額は、自民党府議団が1億300万円、民主党府議団が5100万円、共産党府議団が5300万円、公明党府議団が2800万円などとなっています。

 

 会派運営費は、議員の報酬、政務調査費とともに議員に支払われるため「第3の報酬」といわれています。政務調査費の使途について問題があるとして各地で返還を命じる判決が相次いでいます。

 判決では、「平成12年改正によって政務調査費制度が法制化された以降は、地方自治体が、地方議会の会派に対し、地方自治法232条の2に基づき、補助金の支給をすることができると解する余地がなくなったというべきである」とし、規則や要綱に基づき交付していた「会派運営費」は全額違法な公金の支出としました。

 先日京都で開かれた全国市民オンブズマン大会では、各地の自治体の議会がきちんと機能していない実態がたくさん報告されました。議会における与党議員の質問を行政職員が作成している自治体がたくさんあります。京都でも同じだという声を聞きます。

 地方自治体の議会がきちんと行政をチェックし議論し提案ていくことは重要です。議員の皆さん、住民に信頼される議会活動を展開していくために、真剣に議会改革に取り組んでいただくことをお願いします。私たちも改革に向けて、提案していきたいと思います。

 

 

 

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 京都御所の東に位置する梨木神社。由緒正しき立派な社や舞台をもった歴史ある神社です。

 境内の萩の花がしっかり色づいたのに合わせて,この連休中に萩祭りが催されました。古式豊かな衣装を着け古式に則った弓術の試合などを観覧することができ、とても豊かな気持ちになりました。観客の中の外国人の方の多さに驚きました。日本の伝統文化の魅力を再確認できました。

 梨木神社には名水の井戸があり、市民に提供しています。私も時々ペットボトルに地下水を詰めさせて頂いて自宅に持ち帰りおいしく飲ませて頂いています。京都市内にもいくつもの名水の井戸があり、飲用させて頂きましたが、私はここの水が一番おいしいと感じています。
 
 新聞報道によりますと、このすばらしい梨木神社にマンションが建設される予定とのことです。木々の生い茂ったすばらしい神社の境内にマンションができてしまうのはとても寂しく感じます。神社を維持していくうえでの財政的な事情があるのだと思いますが、なんとかならないものでしょうか。
 このすばらしい環境を壊さないように,行政との協力協同が求められているのではないでしょうか。関係者のみなさんの慎重な対応を望みます。

汚染水漏れ

 「汚染水による影響は、港湾内の0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている。」東京にオリンピックを誘致するために明らかな嘘をついた安倍総理。すぐさま東電が総理に抗議をしていましたが、汚染水漏れについてあまりにも危機感のない安倍総理の発言には唖然とさせられました。

 そして今度は東電が、台風18号による大雨によって高濃度の汚染水が保管されている7つのタンクエリアで放射性物質を外部に出さないために設置した席の水位が上昇しあふれる恐れがあるとして、排水を行ったことを公表しました。東電はセシウム濃度を測らないまま排出しており排出量も不明です

 あまりにもずさんな排水処理に唖然とさせられます。海の汚染がどれだけ進んでいるのか心配です。それにしても、汚染水対策の解決策が未だに見いだせていないことは深刻です。安倍総理の発言とは逆に、福島原発事故の放射能汚染を阻止する手立てはまったく確立されていません。汚染水問題だけでなく、人体被害の状況についても正確な情報が伝達されません。

 私たちはいまこそ正確な情報を共有することが大事です。一部の「専門家」や政治家の政治的な「決断」に委ねてしまうのではなく、正確な情報を公開することを政府・東電に求めていきましょう。原子力発電がどのようなものであるのか、福島でいまどのような事態が生じているのかを正確に知ることが、私たちがこれからの日本のエネルギー政策のあり方を考えるに当たっての前提です。原発を維持するのか、脱原発を実現するのか、議論が実りあるものになるためにも、正確な情報提供を求めていきましょう。


7340億円

  2020年のオリンピックが東京で開催されることが決まりました。1964年の東京オリンピック、当時10歳だった私が受けた感動は計り知れません。オリンピック期間中、私の家の前の路地はオリンピック会場となり、近所に住む同年代の男の子ばかり10人ほどで毎日競技が繰り広げられました。年長の子は走り高跳びの道具も手作りしました。バーは竹藪の竹ですので、ちょっとひん曲がっています。100メートル競走は角を三つ曲がらなければなりません。各競技の優勝者には、牛乳瓶のふたで作った金メタルが授与されました。本物の競技が始まると、こどもたちは集まってテレビに釘付けでした。開会式の光景やマラソンのアベベや円谷選手の光景は、いまもはっきりと覚えています。2020年東京オリンピックがこどもたちに夢と希望を与えることを期待します。

 ただ、開催計画を見ていると、疑問もあります。東京に新しい施設がいくつも作られることになっていて、東京招致委員会の試算では7340億円の経費が見込まれています。東京都に4000億円の積立金が有るとのことですが、大手ゼネコンだけが利益を上げることがないようにしてほしいものです。ロンドン五輪では、経費は計画の4倍近くの1.1兆円に膨れあがりました。東京オリンピックでも同じことにならないか心配です。また、東京一極集中がさらに進むのではないかとの懸念もあります。いま、福島をはじめとする被災地の復興、そして何より放射能汚染の被害拡大の阻止のために充分な資金が投入されなければなりません。私たちの大切な税金の使い道をしっかり監視しなければなりませんね。

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 ドイツでの原子力発電所問題の訪問調査のあと、スイスのジュネーブに飛んでILOを訪問しました。
 ILOの労働基準局の副局長さんや職員のみなさんに講義頂き、どうやって日本の中に国際基準を適用させていくのか、懇談をしました。とりわけ、わが国での女性差別や非正規雇用差別の問題と関連する100号条約について、裁判規範としての適用に否定的な裁判所の消極的な姿勢を転換させるための具体的なアドバイスを頂きました。今後の裁判で実践してみたいと思います。

 自由法曹団京都支部50周年海外調査のプログラムを終えて、レンタカーを借りて、家族とイギリスのオックスフォードやコッツウォルズの美しい風景のまちをゆっくりと堪能して来ました。ナショナルトラストによって、国がしっかりと景観を保全していることのすばらしさを実感しました。

成田に到着し、そのまま東京の総評会館で開催されたブラック企業についてのシンポジウムに参加しました。わずか1月の間で130名の弁護士が「ブラック企業弁護団」に加わり、さらに大きくなる予定です。

 ジュネーブでは最低賃金は月収40万円を超えます。ドイツでもイギリスでも「同一価値労働同一賃金」が徹底されています。
 日本では、最賃で働いていても生活保護水準を上回ることができません。パートだというだけで正社員に比べて格段に低い賃金しかもらえないのです。長時間労働で過労死する若者もたくさんいます。

 日本の常識は世界の非常識です。原発問題でも、景観問題でも、労働問題でも、今回も強くそのことを感じました。
 
 しっかりエネルギーを充電しました。明日から、また元気に楽しく活動していきます。

 

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