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「はだしのゲン」自由閲覧禁止の動機は?

 松江市教育委員会が昨年12月に、市内の全小中学校に対して、教師の許可なく自由に閲覧できない閉架措置を求めていたことが最近報道され、問題となっています。松江市内の小中学校49校のうち39校が「はだしのゲン」10巻全部を保有しており、現在はすべて閉架措置をとっているとのことです。つまり、こどもたちの目の触れないところにしまっているということです。

 松江市教育委員会の説明は、閉架の理由は、「首を切ったり、女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激すぎると判断した」ためであるとのことです。しかし、それが理由であれば、なぜ、今まで放置してたのでしょうか。また、他にも閉架にすべき図書がたくさんあるはずなのに、なぜ、この本だけを指定したのでしょうか。今回突然閉架措置にした経過に照らすと、松江市教育委員会の説明を素直に受け取ることはできません。

 松江市では、昨年8月、一部の者が「間違った歴史認識を植え付ける」として、「はだしのゲン」を学校図書室から撤去を求める陳情が市議会に提出されました。12月の市議会で陳情は不採択となりましたが、市教委の閉架措置通達はその直後です。あまりにも時期的に接合しすぎています。政治的な思惑を疑わざるを得ません。

 いま、ネット上では、今回の閉架措置の是非を巡って、論争が行われています。とっても大事な、そして、難しい問題だと思います。私自身は、この漫画の描写がこどもたちにショックを与えるものであることは確かですが、悲惨な歴史の真実をこどもたちが知るという重要な意義が勝っていると考えています。閉架措置は不要だと考えています。

 みなさん、この機会に是非「はだしのゲン」を読まれ、どう考えるべきか、周囲の方たちと意見交換してください。いまいちばん必要なことは、きちんとした議論がなされることだと思います。

 

 

 

 

by 中村和雄  カテゴリ: | コメント(0) | トラックバック(0)

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