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2013年7月

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2013年4月アーカイブ
NEC_0786.JPG 非正規労働者の権利実現をめざす全国会議(非正規全国会議)の第14回集会が横浜で開催され、126名の参加で盛り上がりました。
 非正規全国会議は2009年11月に発足しました。非正規労働者の権利救済をはかり、正規と非正規の格差を解消していくために、学者や弁護士らが中心となって立ち上げました。私は、副代表のひとりとして活動しています。
 これまでに、全国各地で集会もち、非正規問題について、現地の具体的事件の報告と問題解決へ向けての講演などを実施してきました。
 
 今回は、横浜での開催です。朝倉むつ子、脇田滋両先生に講演頂き、その後現場でたたかっている当事者のみなさんと弁護士から事件や活動の告を頂きました。浅倉先生は、非正規問題は性差別の問題でもあること、解決のためには正規の働き方を変える必要があることを統計調査資料をを通じて教えてくれました。脇田先生は、非正規労働者に対する社会保障制度の貧弱な現状を報告され、社会保障制度と非正規雇用問題との運動の連動性を強調されました。
 山口地裁で勝利判決を勝ち取ったマツダ偽装派遣事件の報告は、あらためて事実を丁寧に積み重ねることによって不当性を明らかにしていくことの重要性を教えてくれました。神奈川県下における公契約条例制定運動や非正規労働者等支援基金の創設、最底賃金裁判、労働者教育推進法の制定運動など、数々の貴重な成果を生み出している事件報告とともに、さすが神奈川と思わせる全国に先駆けて取り組まれているすばらしい活動が報告されました。充実した元気のでる集会でした。次回は、7月27日に熊本で行います。九州のみなさん、ぜひお越しください。
 非正規全国会議の活動についてはこちらをご覧ください。http://hiseiki.jp/
 暖かな春らしい季節になりました。花々が咲き誇り、木々の緑が鮮やかになり、街を歩くとウキウキします。外に出て、健康維持のためにしっかり運動しましょう。
 さて、最近の研究で、転倒による骨折が原因で寝たきりになり、健康寿命を縮める人が多いことが分かってきました。健康を維持するために、転倒と骨折の予防が大事です。毎日新聞に掲載された整形外科医の奥村氏が紹介する予防法を紹介します。

 転倒の3大要因は、バランス能力の低下、筋力の低下、骨や関節の障害だそうです。筋肉は、整形外科医が中心となって考案した「ロコモチェック」で診断可能とのことです。「片足立ちで靴下がはけなくなった」などのチェック項目があるとのこと。筋力強化にはロコトレというトレーニングが推奨のことです。ネットで「ロコモチェック」を検索してみてください。
 次に、骨の強さを調べるには、WHO(世界保健機構)が作ったFRAXというアンケート検索が便利だそうです。簡単な質問に答えるだけで、10年以内に骨折する確率がすぐ分かるとのこと。そして、骨粗しょう症は、治療をすれば骨折の発生率を下げることが統計でも明らかだそうです。FRAXはネットで公開されています。

 いつまでも若々しく元気で過ごしたい、そう考える皆さん、一度チェックをしてみてはどうですか。
 私も高校時代は陸上部の選手でした。人一倍体力に自信があったのですが、弁護士会の運動会であっさり肉離れを起こした経験があります。肉体は少しづつ年を取っています。メンテナンスをしっかりとして、いつまでも元気に活動していきましょう。
 

 熊本県が水俣病と認定しなかった人に対し、最高裁判所は、国が定めた認定基準は狭すぎるのであって、2人の申請者のうち1人は水俣病と認めるべきであるとし、もう一人についても大阪高裁で審理し直しなさいとの判決を出しました。

 国は、水俣地域で魚を食していた事実と手足の感覚障害(しびれや知覚麻痺など)があっても、他にも症状がなければ、水俣病と認めてきませんでした。被害者たちは、これまでに何度も何度も裁判を提起して、水俣病の被害の救済を求めてきたものです。最高裁判所が、国の認定基準の誤りを明確に指摘したのですから、国は直ちにすべての水俣病被害者救済に向けて動くべきです。

 それにしても、水俣病は発生からすでに60年近くが経ちます。いまだに被害者救済が図られていない国の対応に呆れるばかりです。救済が遅れた大きな原因の1つが、疫学調査の欠如です。発生当時に、被害地域とまったく別の地域とで健康調査をしっかりと実施して比較検討する。そのことを時間や地域を考慮して数次にわたって実施をする。そうしておけば、被害の実態が明らかにできるのです。国は、水俣について意図的に疫学調査を実施しませんでした。被害を小さく見せるためです。

 いま、同じことが繰り返されようとしています。原発事故の影響について、しっかりとした疫学調査が必要なのです。福島原発隣接地域、福島市内、仙台、それと比較すべき京都や福岡などで、相当数のサンプル数の健康調査を継続的に実施すべきです。水俣病被害者救済運動の教訓を福島原発事故被害救済のために、生かしていきましょう

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 4月の14,15,16の3日間、京都METOROにおいて、劇団「笑の内閣」の芝居「65歳からの風営法」が計7回上演されました。
 各回とも満員御礼、90分の上演時間の中に、ダンスを規制の対象とする風営法の問題点がわかりやすくユーモラスにしっかりと折り込まれていました。設定もユニークで、刑事の兄とDJの妹の取り締まり現場での掛け合いなどを通してコミカルな作品に仕上げられ、見ていて楽しいすばらしい作品でした。

 私は最終回のアフタートークに参加させて頂きました。脚本を担当された高間さんや劇を鑑賞された100名近くの皆さんといっしょに懇談しました。
 風営法からダンス規制を外すために、周りの皆さんにどんどんクラブの実態を宣伝し、レッツダンス署名運動への参加を呼びかけていくことも確認しました。
 
 国会では、超党派の国会議員連盟が発足しました。5月中には、これまでにご協力頂いた15万筆の署名を国会に提出したいと考えています。これからも皆さんのご協力をお願いします。

 詳しい情報はこちらをご覧ください。http://www.letsdance.jp/

TPPの正体暴露

 昨日、日米両政府が、日本のTPP参加に向けた合意文書を発表しました。農業分野や医療分野など様々な分野で壊滅的打撃を受けることが必至であるにもかかわらず、日本政府はこれまでTPP参加によって輸出産業が競争力を向上させ日本の景気が良くなるのだと嘯いて、強引にTPP参加を推し進めています。 
 
 しかし、昨日の日米合意文書は、これまでの政府説明がウソであること、日本にとってTPP参加が利益を生み出すものでないことを明確にしました。例えば自動車産業です。日本の輸出産業の花形です。現在日本においてアメリカ車の輸入関税は0円です。アメリカでは日本車に対して、乗用車2.5%、トラック25%の関税がかけられています。日米間で極めて不公平な状態です。TPPに参加すれば、これが公平になるはずです。ところが、日本政府は、昨日の合意で、この状態を当面存続させることを認めてしまいました。
 さらに、日本政府は、アメリカの保険会社に配慮して、かんぽ生命保険ががん保険など新商品を申請しても当面認可しないことを約束しました。日本側の一方的な譲歩です。それでは、農業分野で何らかの配慮を勝ち取れたのか。まったく具体的な成果がありません。結局、安倍首相はオバマ大統領の言いなりなのです。これでは、「日本がアメリカの属国」との評価は、正しいと言わなければなりません。

 競争力を失い不況に陥ったアメリカの企業を救済するための協定、TPPの正体が明らかになってきました。このまま進めば、日本の暮らしや経済は崩壊してしまいます。TPP参加反対の声を上げていきましょう。
 国民一人一人に番号をふる「共通番号制度」が国会で審議されています。。共通番号制度とは、国民全員に番号をふり、住所や生年月日、顔写真、納税、給料、医療費など各組織がそれぞれで管理していた情報を、まとめて見られるようにするものです。
 
 法案は自民公明の3党などの賛成多数で可決される可能性が高く、早ければ2016年1月から番号が記されたカードの交付が始まることになります。この制度は、一見効率的で合理的な制度に見えます。しかし、濫用の危険が大きく、運用によっては政府が国民を管理するための制度になってしまいます。
 
 今回国会に提出されている法案では、共通番号を使う範囲など具体的な運用方法が、政令や省令で決まることから、個人情報の利用範囲が限りなく拡大する危険性があります。。同様の制度が導入された韓国では、当局がデモ参加者を共通番号を使って把握している事実が報告されています。制度の導入費用だけで3千億円かかるとのことです。費用対効果で考えると、到底合理的なものとはいえません。国会での問題点をしっかりと検討した慎重な審議が必要です。





 バングラデシュから技能実習生としてやってきたラベアさんが、本日、京都地裁に長崎の会社を相手取って、最低賃金法に違反する賃金や残業代の支払いを求めて提訴しました。テレビ、新聞にも大きく報道されました。私も代理人弁護士のひとりとして活動しています。
 
 彼女は2011年11月に縫製技術を学ぶために「技能実習生」として来日し、長崎の縫製工場で働きました。毎日朝8時から深夜0時まで、びっしりミシンでの縫い作業と整理作業を繰り返しました。休日は月に2回だけ。給与は、毎月10万7000円。ただし、そこから4万円を寮費、社会保険名目で控除。さらにブローカーが5万円を控除。ラベアさんの手元には、毎月1万円ほどが支給されるだけです。
 米だけは会社から支給され、貰った1万円で食材を購入していました。近くの畑のおじさんからは時々収穫した野菜を貰っていたとのことです。
 寝不足と疲れから、頭痛など体調を崩し、管理者に「病院に行かせて欲しい」と訴えると「それだったらバングラデシュに帰れ」と言われ病院にも行けなかったとのことです。保険証も会社が管理し渡して貰えませんでした。

 昨年の7月までがんばって働いていたのに、8月には仕事をはずされ無理矢理帰国させられそうになったのです。そこで、京都に避難し、今回裁判をすることにしました。ラベアさんと一緒にやってきた技能実習生のうち数名があまりにも過酷な扱いの中ですでに帰国しています。まさに、現代の「奴隷工場」です。外国人研修制度が悪用され社会問題になったことから、国は入管法を改正しました。にもかかわらず、いまだにこんな酷い実態が「技能実習」として存在しているのです。行政の監督責任が問われます。
 
 こんな惨い扱いをされながらも、ラベアさんは日本が好きだと言います。日本でしっかりと縫製に技能を身につけて帰国し、バングラデシュで縫製工場を持つことが夢だそうです。そのために、いま一生懸命日本語の勉強をしています。皆さんの応援をお願いします。

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